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  • 執筆者の写真又吉

テレ朝「グッド!モーニング」取材に応じた医師「意見とは真逆の内容に編集された」今こそ医療従事者に感謝したい!!






7日放送のテレビ朝日系情報番組「グッド!モーニング」(月〜金曜午前4時55分)内で、新型コロナウイルスに関して取材に応じた医師が自身の意見とは真逆の内容に編集されたとフェイスブックで指摘。これを受け同局は8日、医師の考えを「十分に紹介しきれなかった」として再度医師に取材した内容を12日に放送すると発表した。


心臓外科医の澁谷泰介さんにインタビューした内容を放送。澁谷さんが同日更新したフェイスブックによると、取材の趣旨は新型コロナウイルスの日本と欧州の対応に関して現場の生の声を聞きたいというもの。


取材で澁谷さんは「今の段階でPCR検査をいたずらに増やそうとするのは得策ではない」「無作為な大規模検査は現場としては全く必要としていない」などとコメントしたが、「PCR検査を大至急増やすべきだ!というメッセージの一部として僕の映像が編集され真逆の意見として見えるように放送されてしまいとても悲しくなりました」と記した。



新型コロナウイルスをめぐる緊急事態宣言の発令から3週間が経過し、東京都などの新規感染者数増加は鈍化傾向が出てきた。「陽性率」の高止まりが指摘され、爆発的患者急増を見逃す恐れがあるとして、もっとPCR検査を増やすべきだとの主張もある。だが、京大大学院医学研究科非常勤講師で医師の村中璃子氏は、「検査対象を議論しないまま、拡充だけを主張するのは本末転倒だ」と指摘

厚生労働省によると、PCR検査の陽性者数を検査数で割った陽性率は、1月15日~4月24日までの推計で全国では10・1%だが、東京で38・1%、大阪で19・2%となっている。


陽性率が高い理由について、分母となる検査数が少ないためだとして、検査拡充論も根強い。検査を受けていない感染者が膨大におり、クラスター(感染者集団)の発生を見逃す恐れがあるという主張だ。

日本はPCR検査を重症者中心に行ってきたが、ドイツや韓国などと比べて検査数が圧倒的に少ないとの批判もある。


村中氏は「世界保健機関(WHO)もこれまで7~12%程度の検査陽性率を目安にPCR検査を実施すべきだとし、千葉大のグループは7%以下の検査陽性率の国は死亡率が低いとのデータを出しているが、日本はそれよりずっと検査陽性率が高いのに100万人当たりの死亡者数は欧米のどの国と比べても1ケタから2ケタ少ない」と分析する。

無症状者を含めて対象を定めずに検査をすべきだとの主張については、「仮に東京だけで実際の感染者がPCRで確認している感染者の何十倍もいたとしても、その人たち全てを検査対象とすれば、今すぐ医療崩壊が起きるだろう」


目の前の患者を助けたい。救いたい。それが医師であり、看護師である。感染症の患者についてもそれは同様で、細心の注意を払いつつ、診察に当たる。

当然、リスクは高い。医師や看護師ら医療従事者が感染するケースはある。

ところが、どうだろう。聞こえてくるのは、医師や看護師に対する誹謗中傷である。


日本看護協会によれば、自身も感染した看護師が心的外傷後ストレス障害を負った事例や、子供がいじめを受けた事例を挙げて、差別や偏見の是正を訴えている。秋田県では、感染者が受診した医療機関で従事者の子供が保育園の登園を拒否された報告もあった。



1月からチャーター機クルーズ船に加え、都内の #新型コロナ 患者を受け入れてきた。24時間態勢で診療に当たる医療スタッフには疲労が蓄積し、マスクなどの備蓄も先行きが不明だった。

そこへ3月末以降、都内や他県の5人から手術用マスクウイルスを通さない目の細かいマスク、使い捨ての防護服などが相次いで郵送されてきた。団体からの寄贈も合わせるとマスクは1000枚近くになった。病院の窮状をニュースで知った人々が送ったものだという。病院側は「小さな奇跡だ」と話している。

安倍晋三首相は緊急事態宣言の発令を明らかにした7日の記者会見の冒頭で、医師らへの謝意を表し、「過酷なウイルスとの戦いにおいて、確かな技術と高い使命感を持った医療従事者の皆さんの存在は、私たち全員を勇気づけてくれるものです」と述べた。



「私たち医療従事者も、ストレスや恐怖に我慢して戦っています。お願いします。皆さんはぜひ、我慢と闘って、我慢してください」。公益社団法人神奈川県医師会が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する「お願い」のメッセージを発信している。それは、医療現場の実情と、テレビなど一部報道で繰り返される主張への疑問、そして今、人々はいかに行動すべきかを伝えるものだった。約3000字にわたる切実な訴えは、インターネット上で「県民だけでなく、全国民に読んでいただきたい」との声があがり、数多くの人の心に届いている。

「連日の報道で、親も子供もストレスで大変ですとマスコミが取り上げています。だから、ストレス発散のために、外出したいという気持ちもわかります。爆発的な感染拡大に若い人たちに危機感はないのは当然かもしれません。若い人は感染しても比較的軽症ですむとの報道があるからです。しかし現実は違います。若い人でも、重症化して一定数以上は死亡するのです。現実を見つめてください。


もし、自分の知り合いの人がコロナ感染症で亡くなられたらきっと哀しいはずです。そして、亡くなった人にうつしたあなたが、入院せずに軽度ですんでも本当に喜べるでしょうか。不用意に動き回るということは、その可能性を増やしてしまうことなのです。今は我慢する時なのだということを、ぜひ理解してください。出来るだけ冷静に、そして自分を大切に、そして周囲の人を大切に考えてください」


専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテインメントのように同じような主張を繰り返しているテレビ報道があります。視聴者の不安に寄り添うコメンテーターは、聞いていても視聴者の心情に心地よく響くものです。不安や苛立ちかが多い時こそ、慎重に考えてください」



新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言から2週間が経過した。20日には1日で最多となる25人の死者が出るなど厳しい状況が続く日本だが、統計上で特筆すべきなのが、欧州や米国などと比べて死者数が少ないことだ。特に人口比でみるとその差は歴然だ(別表)。今後も感染爆発の恐れはあり、気を緩めるのは厳禁だが、「コロナ死を隠している」など荒唐無稽な説に惑わされず、事実を確認しておきたい。

国内では20日、新たに345人の新型コロナウイルス感染が確認された。死者は25人で1日の死者数として最多、累計276人となった。


だが、人口10万人当たりの死者数ではスペインの43・8人、米国の11・9人と比べると日本は約0・2人と2ケタ違う。

なぜか一部メディアがほめそやすドイツの死者数は4300人を超えている。ワイドショーなどが持ち上げる韓国も死者数は20日時点で236人と日本を下回るが、人口比ではほぼ2倍だ。


こうした数字を挙げるとすぐに出てくるのは「日本はPCR検査が少ないため実態が反映されていない」という議論だ。

だが、「新型コロナによる死者を隠している」というのはさすがに荒唐無稽だ。


東京都は死後にPCR検査の結果で感染が判明した場合でも、原則的に感染者の死亡として公表している。全国の警察が3月中旬から4月中旬までの約1カ月間に変死などとして扱った遺体のうち、埼玉、東京、神奈川、三重、兵庫5都県の計11人が感染していたことが分かっている。


医療リスクマネジメントに詳しい内科医で、中央大大学院戦略経営研究科教授の真野俊樹氏は、「死者数は嘘をつけない。新型コロナウイルス感染症は間質性肺炎なので普通の肺炎と異なるため、見落とすケースはほとんどないはずだ」と否定する。



厚生労働省は、スマートフォンなどを使ったオンライン診療について、初診からの適用を今週から始めると明らかにした。高齢者の利用も考慮し、電話での診療も可能としている。

 院内感染を防ぎ、医療崩壊を防止するためだ。医療現場の負担を軽減するためにも、活用を進めたい。自らの感染リスクを下げることにも寄与する。


悪戯に不安を煽るマスコミは反省せよ!!

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