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  • 執筆者の写真又吉

池袋暴走事故、19日で1年

更新日:2020年4月19日


(妻の松永真菜さんと長女の莉子ちゃんと一緒に写真に納まる男性=平成30年10月)


東京・池袋で昨年4月、高齢ドライバーの乗用車が暴走し、12人が死傷した事故から19日で1年を迎える。妻の松永真菜(まな)さん=当時(31)=と長女の莉子(りこ)ちゃん=同(3)=を失った会社員の男性(33)は、交通事故をなくすために活動を続けている。「もう誰にもこんな思いをさせたくない」。妻子との誓いは、日増しにその重みを増している。

「1秒、1秒、真菜と莉子と向き合ってきた」

 男性はこの1年をこう振り返る。事故直後、病院のベッドに横たわる妻子は傷だらけだった。莉子ちゃんのおなかの上にはウサギのぬいぐるみ。「シールちゃん」と名付け、いつも持ち歩き、事故に遭った日も一緒だった。葬儀で棺に入れた。




東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走し松永真菜さん(当時31)と長女の莉子ちゃん(同3)が死亡、9人が重軽傷を負った事故で、警視庁交通捜査課は12日、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)運転していた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三容疑者(88)

飯塚容疑者の厳罰を望む約39万人の署名が寄せられるなど、社会的に大きな注目を集めた。




東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走し母子が死亡した事故で、東京地検は6日、運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(88)を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪で在宅起訴した。飯塚被告は誤ってアクセルを踏み続けたとされ、車は時速約96キロまで加速して母子の自転車と衝突したことも新たに判明した。

この事故などをきっかけに高齢ドライバーの事故対策の議論が進んだ。警察庁は一定の違反や事故歴のある高齢者を対象とした実車試験や、安全運転サポート車に限り運転を認める限定免許を導入する方針。各自治体は踏み間違いによる車の急発進を防ぐ装置の普及を急いでいる。



捜査関係者によると、ドライブレコーダーの記録や現場の状況から飯塚被告がブレーキを踏んだ形跡は確認されず、メーカーの協力で実施した検査でも車体に異常は見つからなかった。地検は飯塚被告の操作ミスが事故原因と判断した。




「安全な車を開発するようにメーカーの方に心がけていただき、高齢者が安心して運転できるような、外出できるような世の中になってほしいと願っています。いつも申しあげているように、本当に被害者に方に申し訳なく思っております」(飯塚幸三元院長)


池袋で乗用車を暴走させ12人が死傷した事故で、運転をしていた飯塚幸三元院長が取材に対して発した言葉が、まるで事故はメーカーと社会の責任と言わんばかりだと批判の声が上がっている。


事故当初は車の不具合であるかのような主張をしていたが、しばらくして「アクセルとブレーキを踏み間違えたかもしれない」と供述したという。高齢でパーキンソン病や認知症の可能性もあるが、今回の「メーカーと社会」に注文を付ける態度には一切の同情ができない。  メーカーは不断の努力で安全性能を高め、社会は交通インフラと安全運転の啓発をしている。それに追いつかない自分の衰えを軽視して、交通インフラが整っている東京で無理に運転した本人の責任だ。




母親と幼い子どもの命を奪い、9人が負傷した池袋暴走事故。昨年4月の事故発生以来、逮捕、起訴されないことから「上級国民」などと揶揄されていた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長が2月6日、在宅起訴された。


アトム市川船橋法律事務所の高橋裕樹弁護士は取材に対し「社会的地位が高い」「ケガをして入院をしている」「本人が罪を認めている」など、逃亡の可能性が低い人がその対象になると説明!?


報道を受け、今度は「他人の人生をめちゃくちゃにしたのにあたたかい布団でぬくぬく寝てるのはおかしい」「年齢を考えたら在宅起訴になるのは理解できるけど納得はできないよなあ」「やっぱり上級国民だったのか」「在宅起訴の基準って甘くない??」といった疑問の声が出ている。




東京地検を訪れ、乗用車を運転していた飯塚幸三・元旧通産省工業技術院院長への厳罰を求める署名39万1136筆と、速やかな送検や起訴を求める要望書を東京地検に提出した。

妻と娘を失った遺族の松永さん(33)は「つらい思いをする被害者と苦しい思いを一生抱えていかなければいけない遺族が出ないように、自分ができることをしていきたい」と訴えた。


飯塚元院長の代理人「マスコミなどの取材は一切応じない」



J-CASTニュースでは署名提出を前にした2019年9月13日、飯塚元院長の代理人に電話で取材を申し込んだ。

――厳罰を求める署名活動について、ご見解など伺えないか。

申し述べることは何も。取材に対して内心の考えていることを伝えるなどの意向は全くない。もちろん考えていることはあるとは思いますけれども。

――理由について。

非常に慎重に対応している。一切応じてはいませ。

――書面で取材の内容をお送りしたい。書面でのご回答を検討いただけないか。

捜査も続けられている中で、何か事件に関連することをどうのこうのというのは、まったく一切ない。

   「マスコミなどの取材は一切応じていない」とされ、明確な回答は得られなかった。

   改めて代理人が所属する法律事務所にも、

1)運転者に厳罰を求める署名活動自体へのお受け止めについて、お伺いしたく存じます。 2)8月30日時点で、署名が29万筆以上集まりました。この数について、ご見解等お伺いしたく存じます。 3)厳罰を求める署名活動に関しまして、飯塚元院長のコメントを頂きたく存じます。

について、書面で13日に回答を求めたが、回答期限の9月18日までに回答はなかった。


在宅起訴から2ヶ月以上が経つが今のところ何の音沙汰も無い!!

そもそも在宅起訴とは軽すぎる判断ではないだろうか!?

このまま余生を過ごすなどあってはならない!!

筆者は一刻早い厳罰を望む!!




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